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道内視察研修(10月19日~21日)

道内視察研修(10月19日~21日)

昨年の道内視察研修は新型コロナウイウスの影響で日帰りでした。今年は2年ぶりに2泊3日の研修となりました。

日ごろ、農業や農協事業に関わる勉強をしていますが、研修では実際の農業関連施設の視察を行いました。

多くの学生達にとっては、農業や食に関わる様々な施設を目の当たりにするのは初めてで、勉強になったと思います。

8時30分、恵北寮の前からバスに乗って出発です。

初めは、芽室町にある株式会社明治十勝工場です。この工場ではナチュラルチーズ、生クリーム、ホエイパウダーを製造しており、工場内を見学しました。明治グループでは環境問題への取り組みなどにも力を入れています。

続いて、帯広市内にある日本甜菜製糖株式会社のビート資料館です。

ここでは、清水館長より十勝における製糖所の歴史やビートの栽培技術の進歩、日本甜菜製糖株式会社の歴史などについて熱心に説明していただきました。学生達も真剣に聞き入っていました。

2日目は大空町女満別にあるオホーツクビーンズファクトリーの視察を行いました。この施設はオホーツク管内における豆類の振興を目的に建てられた豆の集出荷施設で、オホーツク農協連が運営しています。機械による選別だけではなく、最終的には手選別が行われていることに学生たちは驚いたようです。

3日目最後はJAびばいの「らいす工房びばい」と「雪蔵工房」です。「雪蔵工房」は雪の融解熱を利用した環境に配慮した貯蔵庫です。気温と湿度を調整することで、新米の風味を損なわず出荷が出来るそうです。

3日間の視察研修により知識が向上すると共に、団体・グループ行動により、多くの学びがあったことと思います。

来年4月からそれぞれのJAでの活躍を期待しています。