研修トピック(令和3年10月実施分)
10月は8研修(うちオンライン研修1件)を行い136名に参加いただきました。その中から4つの研修について、概要を紹介します。
9月末に緊急事態宣言が解除され、新規のコロナ感染者が二桁台で推移する状況でありましたが、8月以降初めて(7月下旬の「財務管理実務研修」以来)の集合研修を開催しました。
受講生の皆さんが安心して学ぶことが出来るように、本校では従前からの感染防止対策を継続しています。引き続き、受講者の皆さんのご協力をお願いいたします。
<10月に開催した8研修>
( 研修名 ) ( 開催期間 ) ( 受講者数 )
1.若年層職員(2回目)Web 4日(月)~6日(水) 21名
2.営農指導員養成 6日(水)~8日(金) 27名
3.課長Ⅰ(2回目) 13日(水)~15日(金) 28名
4.農業経営診断士フォローアップ 13日(水)~15日(金) 7名
5.新採用職員フォローアップ 18日(月)~20日(水) 24名
6.農協簿記 20日(水)~22日(金) 4名
7.生命共済審査員養成 25日(水)~27日(水) 5名
8.人材育成基礎 25日(水)~29日(金) 20名
<若年層職員(2回目)オンライン>
当初5月に1回目を計画していましたが、コロナ禍のため12月に延期となっており、実質的には今年度初めての若年層職員研修会です。
㈱日本マンパワーの山内講師より、ポジティブ思考による自らのモチベーション向上方法を学びました。
受講者からは次のとおり感想が寄せられました。
「自己分析、モチベーションの上げ方などを学ぶことができた。」
「(オンラインではあったが)グループメンバーが適宜変わり、多くの人との交流があった。」
「社会人の心構えやマナーをあらためて確認できた。」
「スマート農業など、今後の農業情勢に興味を覚えた。」
「他の受講者の苦労話や成功談が聞けて参考になった。」
<新採用職員フォローアップ>
入組後2年目の職員を受講対象に開催し、主に、日本経営協会の松前講師から「折れない心、立ち直る力」を学びました。
受講者からは次のとおり感想が寄せられました。
「自分の苦手なコミュニケーションについて気づきがあった。」
「グループワークにより、他JA職員との交流ができた。」
【写真】グループワークで意見交換
<生命共済審査員養成>
JA共済連の講師から、引受審査と支払査定に必要な知識を学び、資格取得のための準備に取り組みました。
受講者からは次のとおり感想が寄せられました。
「ビデオの途中で、講師から解説があり理解しやすかった。」
「ロールプレーイングでは、窓口対応での課題を確認できた。」
<人材育成基礎>
JA職員として、総合的な業務知識を習得することを目的に、農協運動論、協同組合論、各事業論などを学び、最終日は総合討議により研修を振り返りました。
受講者からは次のとおり感想が寄せられました。
「総合討議で、多くのJA職員と交流が出来た。」
「JAの事業・歴史などにつき知ることができた。職員としてのこれからについて考えさせられた。」
「短期間(5日)はよかったが、夜講は少し疲労を感じた。」
【写真】最終日、総合討議で研修を振り返る受講生
以上
道内視察研修(10月28日)
10月28日に学校(江別市)から比較的近い所にある農業関係施設を視察研修しました。
例年であれば、2泊3日で実施していましたが、本年は新型コロナウイルスの関係で日帰りで行いました。
午前中にJAびばいの米の乾燥調製施設と貯蔵施設を視察し、昼食は岩見沢市内のホテルでいただきました。午後からは、ホクレン肥料空知工場を視察しました。
JAびばいでは初めに、案内していただくJA職員に挨拶をしました。米麦課の小山係長と古賀主任です。
二つの班に分かれて説明していただきました。
こちらは、乾燥調整施設の「らいす工房びばい」です。
玄米貯蔵施設の「雪蔵工房」にはまだ雪が入っていませんが、環境にやさしい施設であることを学びました。
終わりに、学生を代表して自治会副会長の石原優斗さんからお礼の挨拶をしました。
岩見沢市内のホテルで昼食を頂きました。
午後からはホクレン肥料空知工場の視察です。
空知工場に着く頃には雨が降り出してきて、視察中ずっと降っていました。
雨の中対応して下さった、営業推進課の松井課長はじめ工場の方々ありがとうございます。
ここでは、4班に分かれて視察しました。
土壌分析センターです。
工場の原料貯蔵投入口です。
雨のため若干予定の時間を過ぎましたが、無事本日の視察研修が終了しました。
学生にとって実際の施設を見学し、説明を聞き、質疑をするなど良い学びの機会となったと思います。
校舎近隣ゴミ拾い(10月8日)
10月8日(金)の午後から校舎近隣ゴミ拾いを行いました。
新型コロナの緊急事態宣言も解除となり、野外活動も少しは行えるようになりました。
本日の実施時の気温は約19℃、天候は晴れでした。風も無く思った以上に暖かでした。
春に行った時よりもゴミは少なかったですが、タバコの吸い殻や空き缶のポイ捨てが多く、学生たちもあきれていました。ポイ捨ては止めましょう。
学生の皆さんご苦労様でした。
ICT農業視察研修(10月7日)
最新のICTなどを活用したスマート農業をホクレン農業総合研究所の長沼研究農場にいき学びました。
新型コロナの影響により、午前(1クラス)と午後(2クラス)に分けて視察しました。
初めに、ロボット・AI・ICTなどの先端技術を活用した農業、省力化に向けた自動化・ロボット化の具体例について説明を受けました。
会議室で説明を受けた後は、屋外で自動操舵トラクターと農薬散布ドローンに分かれて説明を受け、実演を見ました。
また、自動操舵トラクターでは全員が試乗を体験しました。
先端技術の導入に当たっては、若い人の知識や経験が必要とされますので、学生には今後ともスマート農業の技術を学ぶことを期待したいと思います。
頑張ってください。
研修トピックス(令和3年9月実施分)
研修トピックス(令和3年9月実施)
JAカレッジでは、8月27日からの緊急事態宣言のもとで、9月には7つの研修をオンラインで実施しましたので、以下にその概要をご紹介します。
1.実施した研修
研修名 | 開催期間 | 受講者数 |
貸出管理回収の法務と実務(Web) | 令和3年9月1日~3日 | 36名 |
中堅層職員Ⅱ(第2回)(Web) | 令和3年9月6日~8日 | 29名 |
係長(第2回)(Web) | 令和3年9月8日~10日 | 34名 |
部長(Web) | 令和3年9月13日~14日 | 26名 |
中堅層職員Ⅰ(第2回)(Web) | 令和3年9月15日~17日 | 27名 |
メンタルヘルス・マネジメント(Web) | 令和3年9月27日~28日 | 5名 |
内部監査担当初任者(Web) | 令和3年9月28日~30日 | 16名 |
(1)貸出管理回収の法務と実務(Web)
<研修のねらい>
貸出管理回収業務に必要な専門的知識の習得と事例を通じて具体的な対応力を習得する。
<受講者の感想>
・回収業務は一度聞いても理解が難しいので、機会があればまた参加したい
写真はWeb研修会場(講師は鎮西弁護士:左)
(2)中堅層職員Ⅱ(第2回)(Web)
<研修のねらい>
部下・後輩の主体性を引き出し、仕事を前向きに取り組めるよう支援する力を養う。
<受講者の感想>
・とても有意義な研修だった。部下や同僚、上司との会話、相談、指導にコーチング研修で学んだことを実践して いきたい。
・初めてのWeb研修で当初は話し方など戸惑いもあったが徐々に慣れた。今後受講する仲間に気を付ける点などを 伝えたい。
(3)係長(第2回)(Web)
<研修のねらい>
現場の当たり前に着目して、埋没している「問題」を複眼的思考により発見し、定性調査によりその重要性 を検証する力を養う。
<受講者の感想>
・コロナ感染対策が万全になりましたらJAカレッジで研修を受けたいです。
・良い研修会でした。個人的にはもう少し色んな人とグループ討議したかったなと思いました。
(4)部長(Web)
<研修のねらい>
「力強い農業」「豊かな魅力ある農村」の実現に向けて、組織の方向性を示し、周囲を導いていくための考え方や実践する力を養う。
<受講者の感想>
・Web研修でも、有意義であった。
・広い見識の必要性を理解した。
・日々、目先の仕事で精いっぱいも、将来を見据え広い視野で考えることの大切さを改めて感じた.
(5)中堅層職員Ⅰ(第2回)(Web)
<研修のねらい>
基本的な論理的思考を学び、その応用として文書作成や発話での相手へ伝える力を養う。
<受講者の感想>
・講師の小林先生の話し方、雰囲気がとてもよく、こちらに理解しやすいよう考えて頂いていたのだと思います。ありがとうございました。
・小林講師のお話がすごくわかりやすかったです。初めてのWeb研修でしたが、楽しく過ごせました。
写真はWeb研修会場(講師は産能大の小林先生)
(6)メンタルヘルス・マネジメント(Web)
<研修のねらい>
今、あらゆる組織でストレス等が原因で、休職者や離職者が増えて、労務管理上の大きな問題となっています。本研修では、職場におけるメンタルヘルスを促進するためにもっとも重要な役割を果たす管理者・監督者による「ラインケア」の方法を具体的な事例をベースに実践的に学びます。
<受講者の感想>
・部下のメンタルヘルスケアについて、論理的に学べた。
・受講人数が少なかったので、逆に親近感をもって受講できた。次回は集合研修で参加したい。
(7)内部監査担当初任者(Web)
<研修のねらい>
内部監査実施にあたっての基本事項の習得と各種監査項目のポイントを検証しながら、監査手続きを通じて内部監査担当者の資質向上と内部監査機能の一層の強化に資する。
<受講者の感想>
・信用部門の担当になったことが無く、帳票類を扱ったことがないので、自店検査チェックリスト、店舗項目の見 方と留意点の資料がとても参考になった。
・それぞれの部門における監査のチェックポイントが分かりました。
以 上